九絵師 九絵村アラ
釣り場は堤防のみ。
磯にも船にも頼らず、堤防という限られた条件の中で、
いかにして大型のクエを引きずり出すかだけをテーマに釣りを続ける、堤防クエ釣師。

水深、潮の効き、沈み根の位置、足場の高さ。
そして夜の時間帯に生まれる、わずかな変化と一瞬の間合い。
それらすべてを組み立て、堤防という制約の多いフィールドで
大型クエと真正面から向き合う。

堤防は簡単ではない。
立ち位置を選べず、根も逃げ場も限られる中で、
一度掛ければ主導権は魚側に傾きやすい。
だからこそ、仕掛け、誘い、喰わせの間、
そして掛けてからのやり取りに至るまで、
すべてに理由と再現性が求められる。

九絵村アラは、
運に頼らず、経験と観察を積み重ね、
堤防ならではのクエの釣り方を研究し続けている。

派手さよりも理論。
一発よりも積み重ね。
堤防という舞台で、大型クエを引きずり出すために。
夜の竿師 九絵村アラ
夜を好み、女を愛す。
駆け引きと間合いを楽しみながら、
惹きつけ、待ち、そして仕留める。

静かな夜ほど、勝負は深い。
派手さは要らない。
必要なのは余裕と覚悟だけ。
夜を知る者だけが立てる場所に、
夜の竿師は今日も立っている。

WHY EMBANKMENT?
なぜ、あえて「堤防」なのか。